ハードロックナットとは

クサビの原理の導入で、強力なゆるみ止め効果を発揮

  • ハードロックナットナットとボルトの一部にキー溝をもうけ、クサビを打ち込むと、非常に高い緩み止め効果を発揮します。しかし、この状態では作業性などに問題が出ます。
  • ハードロックナットハンマーのかわりに別のナットを使ってクサビを打ち込みます。
  • ハードロックナットナットとクサビを一体化させます。つまり上側のナットにクサビの役割を持たせる 為に、わざと芯をずらせた加工を施し、逆に下側のナットにキー溝の役割を持たせる為に、テーパーのついた凹型の加工を施した。こうすることで、下ナット(凹)を先に締付け、次に上ナット(凸)を後から締付けることで、スムーズにクサビの働きが下ナットに働き、どのような振動や衝撃にも耐えうるハードロックナット(Aタイプ)が完成。
  • ハードロックナットしかし、下ナット(凹)はねじ山数が標準ナットに比べて20%程度少なく 大きな荷重には不十分であった為、上下ナットを逆にした現行のタイプ(Bタイプ)が完成。

*尚、偏芯量に関しては、長年かけて編み出した当社独自の技術ノウハウで、サイズ、材質によって全て異なって参りますので、形状はまねできても、中身はまねることができない精密部品となっております。

pdf クサビの原理漫画

内在される強力なゆるみ止め効果

  • ハードロックナット下ナット1を締付けた後、次に上ナット2を手締めします。このとき隙間Gが発生しますが、これはゆるみ止め作用を発揮させるための締め代です。 ※取付けの際、上図の逆セット、即ち凹ナット2を先にねじ込み、次に凸ナット1を締付けてもクサビの作用効果は全く同じです。
  • ハードロックナット上ナット2をスパナ等で締め込んでいくと、トルクが発生し、ゆるみ止め効果が手に伝わってきます。必要に応じたトルク値でセットをおこなってください。このとき上ナット2は密着、非密着のいずれにあっても、強力なゆるみ止め効果は内在されていますので、ご安心下さい。

クサビ構造の映像とナット断面回転映像

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